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サハラ３

日が沈む頃から宴が始まります。

ベルベル人のガイドがベロベロ人になり、パキスタンの女の子に絡んで口喧嘩。それを私とドイツ人の女の子がからかって爆笑、の繰り返しで夜は更けていきます。

焚き火だけなので実際はもっと暗いです。

喧嘩も終わり、夜中に一人で砂の丘に登りました。5分くらいで登れると思いましたが30分近くかかったと思います。見かけよりかなりキツいです。完全に静寂の中、月明かりに砂漠が照らされて宇宙の中心にいる気分です。　　

携帯プレーヤーで色々聴きました。クラシックとアンビエントテクノにはやられました。至福のひとときです。

続く

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サハラ２

ラクダに乗って2時間？ほどでノマド（放牧民）のテントに到着。パキスタン系のイギリス人女性、スペイン人の若い男、ベルベル人ノマドの男二人がいました。夕焼けでオレンジ色の砂が輝き、最高の景色でした。　　　食事はまたタジン。

日が暮れてくるとベルベル人たちが火をおこして皆で火を囲みます。ハシシとウオッカで皆ベロンベロンです。ベルベル人達が太鼓を叩きながら歌を歌いまくります。上手です。

夜のサハラもきれいです。続く。

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サハラ

サハラの前にトドラ渓谷がいいと聞き、そこで２、３日過ごしました。渓谷の景色は素晴らしかったです。

山を２時間ほど登ったところに遊牧民の一家が住んでいてお茶をご馳走になりました。英語は数字さえも通じません。電波どころか電気もありません。

身振りで手振りでこの携帯と山羊を替えないかと言っているようですがもちろん断りました。電気もないのにスマホ持って何がしたいのか不明です。

孫？は最初ヘッドフォンをすごく怖がっていました。初めてだったみたいです。初めてのipod体験がクラフトワークで手足をバタバタさせていたのが印象的でした。

ボロい路線バスで砂漠を目指します。やたらと停車が長く、ツーリストは一人もいないので寂しかったです。

砂漠到着。結局マラケシュから1週間くらいかかりました。赤い砂漠です。
ベルベル人のデタラメなガイド二人、ラスタなフランス人ドレッドカップル、能天気なドイツ人の女の子二人、疲労困憊した中年日本人男、の７人とラクダ5頭で一路オアシスを目指します。

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Nikon coolpix P7000

モロッコ用に買ったコンパクトデジカメ。3万円くらいだったと思います。安いわりには良いカメラだと思います。
フィルムの出し入れの時に砂が入るおそれがあるので銀塩カメラは持って行きませんでした。

写りはいいのでしょうがデジタルはイマイチ愛着がわきません。

今欲しいのはオリンパスのXZ-1。明るいレンズは魅力です。でも未だにデジカメで写真をプリントした事がありません。一度してみようと思います。